それに彼の手はスベスベで爪先までお手入れが行き届いてる。
それに引き換え、私の手は普段から植物のお世話をしているせいかガサガサ。
恥ずかしくなって手を引っ込めたかったけれど、伊織さまも南さんも私が婚姻届に記入するのを待っているので、それは出来なかった。
「つむぎ、ゆっくりでいいよ」
「つむぎ様、もし間違えても用紙の予備はたくさん用意しているので大丈夫ですよ」
テーブルを挟んで正面に立つ南さんも優しげに微笑んでいる。
その手には確かに予備の用紙を数枚持っている。
震える手でゆっくりゆっくり記入したら、小さくてフニャフニャした字になってしまった。
私が書いている間も、伊織さまはずっと私の手をサポートするように自分の手を重ねてくれていた。
それに引き換え、私の手は普段から植物のお世話をしているせいかガサガサ。
恥ずかしくなって手を引っ込めたかったけれど、伊織さまも南さんも私が婚姻届に記入するのを待っているので、それは出来なかった。
「つむぎ、ゆっくりでいいよ」
「つむぎ様、もし間違えても用紙の予備はたくさん用意しているので大丈夫ですよ」
テーブルを挟んで正面に立つ南さんも優しげに微笑んでいる。
その手には確かに予備の用紙を数枚持っている。
震える手でゆっくりゆっくり記入したら、小さくてフニャフニャした字になってしまった。
私が書いている間も、伊織さまはずっと私の手をサポートするように自分の手を重ねてくれていた。



