一途な御曹司と16歳の花嫁

ちなみに九条ひまりさんはあれからすべての事情をユリナ様から聞いて、私に何度も謝ってくれて無事和解できていた。


今日もユリナさんからのお祝いとお手紙を持ってきてくれたみたい。


私達は大切な人達に暖かく見守られ一斉に拍手をされた。


みんなに祝福されて夢のような幸せを感じる。


今日ここにいる人達への感謝を忘れずに、これからも、もっとみんなを大切にしたいと素直に思った。


「おめでとう」


「幸せになってね」


「は、はいっ」


祝福の言葉に頬を染め、式の間もボロボロ泣いちゃったけど。


イオくんはずっと私と手を繋いでいてくれた。


ああ、あなたは私の人生の最高の伴侶。


あなたは私のためなら、自分の全てを捨てられると言ってくれた。


だけど、私はもう何一つ捨てさせたりしない。


あの薔薇園で、私はこっそりと誓ったの。


そのために私も強くなるから。