一途な御曹司と16歳の花嫁

「教えて」


「つむぎを、壊れるくらい抱きたい。
早く俺だけのものにしたい」


一瞬で、胸の奥に電気が走ったような気がした。


こ、壊れるくらいって。どうしよ。


「・・・っ」


「大丈夫、今はしないよ」


彼は魅力的な笑みを浮かべて、いたずらっぽく瞳を細める。


「・・・」


「ガッカリした?じゃあやっぱり今する?」


からかうように私のズボンの上から太ももを指先でツーッとなぞられる。


「ひゃあ」


クッと満足そうに笑う彼を睨んだけど、全然きいてない。


「も、もうっ」


真っ赤になって彼の胸元をグーで軽く叩く。


彼は私の頬に手をやり薄く笑う。


「だから、そういう顔するからヤバイんだって」


「知らない」


「つむぎといると退屈しないな。表情がくるくる変わるから面白い」


「面白いだけ?」