「聞きたい、何度でも」
「好き」
すぐにギュッと抱きしめられて広い胸に閉じこめられる。
切なくてでも嬉しくて今だけって言い聞かせながら。
このかけがえのない幸せを噛みしめた。
たとえ永遠じゃなくても、この一瞬は私の宝物になるから。
「ねぇ、イオくん聞いてもいい?」
「いいよ」
「どうして今はバイオリンを弾かなくなったの?」
ほんとはずっと気になっていたこと。
だけど聞くのが怖かった。
「・・・ああ」
ため息混じりの彼の声は弱々しく響く。
「いつ辞めたの?」
少しの沈黙の後に彼はようやく口を開く。
「ヘタクソだったから、飽きたんだよ。他にやらなきゃいけないこともあるし。
それに」
「たくさん理由があるんだね」
「・・・そうだな」
「好き」
すぐにギュッと抱きしめられて広い胸に閉じこめられる。
切なくてでも嬉しくて今だけって言い聞かせながら。
このかけがえのない幸せを噛みしめた。
たとえ永遠じゃなくても、この一瞬は私の宝物になるから。
「ねぇ、イオくん聞いてもいい?」
「いいよ」
「どうして今はバイオリンを弾かなくなったの?」
ほんとはずっと気になっていたこと。
だけど聞くのが怖かった。
「・・・ああ」
ため息混じりの彼の声は弱々しく響く。
「いつ辞めたの?」
少しの沈黙の後に彼はようやく口を開く。
「ヘタクソだったから、飽きたんだよ。他にやらなきゃいけないこともあるし。
それに」
「たくさん理由があるんだね」
「・・・そうだな」



