正臣をたしなめようとはしているが、正臣は全然とりあうつもりがない様子。
「んー、んー」
口を押さえられながらも必死で叫ぼうとした。
「この部屋にはいるぞ、おまえは見張っておけ」
すぐ横にある空き部屋につれこまれて、強い力で突き飛ばされた。
絨毯の上を這うように逃げたけど、怖くて声が出ない。
涙が溢れてきて、視界がにじむ。
「おとなしくしていたら、優しくしてやるよ。騒いだら、恥をかくのは伊織だぞ。
いいのか?」
「・・・」
「内緒で結婚したんだよな?
伊織も酔狂な奴だ。いいもの笑いの種だぜ」
言いながら正臣はネクタイを緩める。
そして私との距離をジリジリとつめてくる。
「あいつの思い通りになんてさせるかよ。
本家の人間だからってなんでも好き放題させねーからな」
「んー、んー」
口を押さえられながらも必死で叫ぼうとした。
「この部屋にはいるぞ、おまえは見張っておけ」
すぐ横にある空き部屋につれこまれて、強い力で突き飛ばされた。
絨毯の上を這うように逃げたけど、怖くて声が出ない。
涙が溢れてきて、視界がにじむ。
「おとなしくしていたら、優しくしてやるよ。騒いだら、恥をかくのは伊織だぞ。
いいのか?」
「・・・」
「内緒で結婚したんだよな?
伊織も酔狂な奴だ。いいもの笑いの種だぜ」
言いながら正臣はネクタイを緩める。
そして私との距離をジリジリとつめてくる。
「あいつの思い通りになんてさせるかよ。
本家の人間だからってなんでも好き放題させねーからな」



