でも、背の高い伊織さまを私1人で運べるかな。いやいや、絶対無理でしょ。
「南さんを呼んできましょうか。伊織さまはここで待っていてください」
もたれかかる彼を離して立ち上がろうとした。
「待て、行くな」
その時、立とうとして腰を浮かした私は後ろから、強い力で抱きしめられた。
「きゃーっ」
「大声をだすな」
「ご、ごめんなさい。でも伊織さまがこんなこと」
「黙って」
彼の形のいい長い指が、私の唇にあてられる。
チュッ
そして、後ろから抱きしめたままの体勢で、後頭部にキスされたような気がした。
うそ、なにこれ。どうして?
なにが、起きてるのか全然わからなくて、頭が追いつかない。
どうしたんだろう、伊織さま。
もしかしたら、これって。
「南さんを呼んできましょうか。伊織さまはここで待っていてください」
もたれかかる彼を離して立ち上がろうとした。
「待て、行くな」
その時、立とうとして腰を浮かした私は後ろから、強い力で抱きしめられた。
「きゃーっ」
「大声をだすな」
「ご、ごめんなさい。でも伊織さまがこんなこと」
「黙って」
彼の形のいい長い指が、私の唇にあてられる。
チュッ
そして、後ろから抱きしめたままの体勢で、後頭部にキスされたような気がした。
うそ、なにこれ。どうして?
なにが、起きてるのか全然わからなくて、頭が追いつかない。
どうしたんだろう、伊織さま。
もしかしたら、これって。



