その場を盛り上げるように、立川さんが明るく提案してくれて、私達4人でジュースで乾杯してランチを一緒に食べた。


伊織さまのフィアンセだったユリナ様のことが、気になっていたので、後で2人きりになってから彼に詳しく聞いてみょうと思った。


彼は1人でなんとかするつもりだと言っていたけれど私にも責任がある。


だけど、具体的にはどうしたらいいのか全然わからなかったんだ。


ランチのあいだそのことが気になってあまり食がすすまなかった。


そんな私に伊織さまは何度も気遣うような視線を送ってくれていた。