降り出した雨などでは、ゼオの復讐の業火を止めることは出来なかった。 依然、オーランドを包み込む炎は消えず、本隊同士の衝突も続いたままだった。 そんな中、グレイオスは天を仰ぐのだった。 そして、オーランドの民は天に祈るのだった。 降り注ぐのは、グレイオスの呼んだ雨だけだった…。 だが、今…、 ゼオの憎しみを掻き消し…、 天は渦を巻く――。 街から上がった煙は風に誘われ…、 上空の雲と混じり合い、黒雲となるのだった―。