キリクを監禁してからしばらくが経った。 王は考えていた。 今まで恐怖してきた魔女だが、もし味方に出来たならば何も臆することはないのではないだろうかと。 王は考えていた。 もし、その魔女が味方になろうとも、自分に反逆の牙を向けてきたならばどうなるのだろうかと。 そして、もしその魔女が、他の者を王へと台頭させようとしたならばどうなるのだろうかと…。 王は疑心暗鬼にかられていた。 王の心の安寧は遥か遠くへ過ぎ去り、そして、次第に王ダリウスに変化が見られるようになったのだった。