殺す少女と堕ちる男達 1

「お前ら、揃いも揃ってナルに何の用だ?」

私が神様に悪態をついている間に、私の前に瞬と樹が庇うようにたった。

おぉ、なんかナイトに守られる姫の気分だ…

「あぁ、君達にも用があるんだ」

「俺らにも?」

「はい、申し訳ないのですが、少しお時間頂けますか?」

「無理」

「……即答ですか」

「おい、ちょっと来るだけだよ」

「やだね」

「なんでだよ!」

「面倒」

「あぁ?」