殺す少女と堕ちる男達 1

疲れた。非常に疲れた。

なんでかって

何時間も呪文を聞かされたからだ

まぁ、理解出来るとは思ってなかったけど、
こんなに理解出来ないとも思ってなかった

帰ったら咲夜に勉強教えてもらおう。
もちろん瞬も樹も巻き添えで。

それに、今日は変な青髪野郎がうるさかった。

メロンパンという至福の一時を邪魔しやがって。
あの青髪野郎には、天罰が下りますように……

「おいナル、なにボーっとしてんだ?」

「…………ナル?」

おっと、帰りの支度をしてたら、考え事で手を止めてしまっていた。

『 おぉ、わりぃ。じゃあい「おー!アリスちゃんはっけーん」…………………… 』

なんかきた

あぁ、さっきの青髪野郎だ。
何故天罰が下っていない……オイどうした神様…