仁side
さっきから、僕達に一瞥もくれずにパンを頬張っている、フードの女の子。
葵の、「暴走族」や、「全国トップ」や、「千桜」
という、普通の人なら最低でも興味はもちそうな単語に、少しも反応しない。
ってかすごいムシャムシャ食べるな。
あ、2袋目に入った。って2袋目もメロンパンじゃん。どんだけメロンパン好きなんだよ
僕達よりも、よっぽど目の前のメロンパンに夢中みたい。なんか、面白いなこの子。
葵が一生懸命「瞬」とかいう男に話しかけてるけど、俺はこの子に興味持っちゃった。
その女の子の傍に行く
ッッッ
すごい殺気だ。
この女の子から出されたものじゃない。
きっと、ミルクティー色の髪の彼が出したものだろう。すごく一瞬で、でもすごく鋭い。
証拠に、今、凄く睨まれている。
さっきから、僕達に一瞥もくれずにパンを頬張っている、フードの女の子。
葵の、「暴走族」や、「全国トップ」や、「千桜」
という、普通の人なら最低でも興味はもちそうな単語に、少しも反応しない。
ってかすごいムシャムシャ食べるな。
あ、2袋目に入った。って2袋目もメロンパンじゃん。どんだけメロンパン好きなんだよ
僕達よりも、よっぽど目の前のメロンパンに夢中みたい。なんか、面白いなこの子。
葵が一生懸命「瞬」とかいう男に話しかけてるけど、俺はこの子に興味持っちゃった。
その女の子の傍に行く
ッッッ
すごい殺気だ。
この女の子から出されたものじゃない。
きっと、ミルクティー色の髪の彼が出したものだろう。すごく一瞬で、でもすごく鋭い。
証拠に、今、凄く睨まれている。

