殺す少女と堕ちる男達 1

成美さんは、きっと私に吹っ切りを付けてくれたのでしょう。出来るか出来ないかではない。やるかやらないか。今まで散々やってきたのに、ここで諦めているようじゃダメですね。

「……そうですね。やりきってみせますよ」

『……あぁ、頑張れよ』

はい、頑張りますよ。私は絶対に諦めません。成美さんのおかげで吹っ切れましたよ。


「成美さんは、魔法使いでも目指してるんですか?」

『………非現実的な物体は信じねぇんだろ』

「成美さんが魔法使いというなら信じてもいいですよ」

『…………なんでだよ』

いえ、本当にあなたは魔法使いにでもなれますよ。こんな簡単に、ずっと胸に渦巻いていたモヤモヤがスッキリしたんですから。