殺す少女と堕ちる男達 1

藤崎がそう言うと、幽霊はとぼとぼと来た道を帰っていった。それを同情の目で見つめる私。ホッとする彪吾。「話が通じて良かったです」なんて言って先に進もうとしている藤崎。



………………お化け屋敷って何?

「さぁ、障害物もいなくなりましたし、行きましょうか」

そう言って私の手を引く藤崎。彪吾は未だに私にぴったりとくっ付いている。

それからも出てくる幽霊を難なく避けていき、出口へと出た。

「はぁ、やっと終わりましたね」

『…………ですね』

「あぁ!ナル!お帰り〜!」

私達の帰りを待っていてくれたらしく、皆出口に集まっていた。