殺す少女と堕ちる男達 1

携帯をポケットにしまい、前を見る。すると、皆を待たせていた事に気づいた。

『…悪ぃ、待たせたな』

「いや、平気だよ。それより誰からだったの?」

『……えっと、、家族だ』

そう言うと、仁達は納得したような顔をした。瞬と樹は、啓太と直也の名前を出しているので気づいたはずだ。

「ナルちゃん男兄弟いたんだね」

『……あぁ、まぁな』

「おい、それよりさっさと行くぞ」

瞬が上手く話題を逸らしてくれた。

メンバーが家族なのは変わりないが、何人兄弟か、と聞かれたら、45人兄弟になってしまう。
それはやばい。流石にお母さんのお腹が持たない。