殺す少女と堕ちる男達 1

仁side

少し外の空気を吸おうと部屋を出ると、そこにはナルちゃんがいた。

『……仁、どうした?』

「あぁ、ちょっと外の空気を吸いたくてね。どう?一緒に」

『……いいよ』

それから、ナルちゃんと外に出る。車など走らない、虫の声だけが聞こえる静かな空間。

「……ナルちゃん、俺、連絡先全部消したんだ。女の子の」

ナルちゃんを見ると

『……そうか』

ナルちゃんはそう言って、俺の頭を撫でてきた。
……え、なんか気持ちい。

『……仁は頑張ったな』