驚いているのは私だけじゃない。瞬も開いた口が塞がらないでいるし、いつも眠そうな樹の目が、これでもかと言うほど見開いている。
「…………え、お前が?」
「えぇ、そうですね」
「あの藤崎財閥の1人息子?」
「はい」
「お前の妄想じゃなくて?」
「そろそろ黙りましょうか?」
「は、はいすみません」
出たよブラック藤崎。相変わらず怖ぇ……。
「だよね〜、こんなに身近にいるなんて信じられないよね〜」
本当にその通りだ。裏世界のトップに君臨する西城組の私にとって、表世界のトップに君臨するような藤崎財閥は、全く別世界の人間。会うことすら無いと思っていたが……。
「…………え、お前が?」
「えぇ、そうですね」
「あの藤崎財閥の1人息子?」
「はい」
「お前の妄想じゃなくて?」
「そろそろ黙りましょうか?」
「は、はいすみません」
出たよブラック藤崎。相変わらず怖ぇ……。
「だよね〜、こんなに身近にいるなんて信じられないよね〜」
本当にその通りだ。裏世界のトップに君臨する西城組の私にとって、表世界のトップに君臨するような藤崎財閥は、全く別世界の人間。会うことすら無いと思っていたが……。

