殺す少女と堕ちる男達 1

…………ナルちゃん、なんで君は、そうやっていとも簡単に、俺を救ってくれるんだろうね。

でも、何でかな。最初から、答えはナルちゃんが知っている気がしたんだ。

ナルちゃん、君は神様でも目指してるの?本当に

こんな気持ち初めてだよ。こんな、暖かい気持ち

ナルちゃんを抱きしめる腕に、更に力を入れる。


まったく、こんな事されたらさ、





好きになっちゃうじゃん。


にしても、ナルちゃんはライバル多そう…………。

あぁ、やだなぁ〜。

まったく、今までどれだけの人間をナルちゃんの言葉で救って、どれだけの男をその言葉で落としてきたんだろうね…………

まったく君は……

それに、無自覚だから余計にタチが悪い……


「ナルちゃん、俺本気になるからね?覚悟してよ?」

『…………?』

君を独り占めしたい。なんて、我儘なのかな?