殺す少女と堕ちる男達 1

ナルちゃんなら黙って全種類頼みそうだな〜。とか考えていたところで思考を停止する。

…………なんでさっきからナルちゃんの事考えてるんだ?

「どぉしたの〜仁?手が止まってるよぉ〜?」

まぁ、いいか。

「ううん、何でもないよ」

「そぉお?」

それからまたメロンパンを1口食べる。ナルちゃんと来たら楽しいんだろうな〜とか考えながら。

すると、すぐ横を、お盆に大量の種類のメロンパンを乗せて歩いている店員さんがいた。

…………すごいな。
マミちゃんもその店員さんに気づいたようで

「いっぱい持ってるねぇ〜。どんな人が頼んだんだろぅ〜」

なんて言ってる。