殺す少女と堕ちる男達 1

そしてどんどんと進んでいく。
だか、途中から血の匂いがしてきて、進めば進むほどに強くなっていく。

「くっ、なんだよこの匂い」

「ひでぇな」

そして角を曲がった先。そこにあったものに、
俺達は息を飲んだ。


そこには真っ赤に広がる血の海。
沢山の倒れたひとたち。


そして、

その中心で、血の滴る刀を両手に月を眺める少女

長く黒い髪に、黒い制服が風邪でなびく。

そして、少女のその鋭く赤い眼光は、月を。

その姿に、目を奪われた。