…………やっぱり、気のせいじゃなかった

ナルちゃん、怪我してた。ナルちゃんは隠そうとしてたけどね。でも分かるよ。いつもより歩くの遅かったし、肩の包帯も少し見えてたしね。隠すのが上手なナルちゃんが、これだけ僕らにバレちゃうくらいの怪我って。多分相当なんだろうね。


ねぇ、ナルちゃん。君は本当に何者なの?