殺す少女と堕ちる男達 1

最近怪我しすぎだな、私。

それから、3人で廊下を進んでいく。もう生存者はいないようだ。

外に出て、葵の母親を確保部隊に引き渡す。心配そうな顔で私を見ていたが、私の仲間に安全な所へ連れられていった。

「ナル!平気か?」

瞬が駆け寄ってくる

『あぁ、平気だ。心配すん、、』

と、喋っていると目眩がして目線が傾く。

「おい!ナル!」

「ナル!」

すると、どんどんと視界が暗くなり、体の力が抜けていくようで、その記憶を最後に、私は意識を無くした。