殺す少女と堕ちる男達 1

それから教室に行き、授業を受ける。今日は頭がずっと痛くて、ほとんど寝ていた。

それからすぐに放課後になる。放課後は、昨日と同じようにカフェに行って勉強する。

「ナルちゃん、具合悪いの?」

すると、急にそんなことを聞いてくる仁。仁は私の斜め前に座っている。

『いや、何でだ?』

「ううん、なんとなく?」

…………なんだそれ

「そうですね、成美さん、今日静かですね」

…………いつもは五月蝿いみたいな言い方しないでくんないかな

『…………平気』

「それならいいんですけどね」

…………こいつら、鋭すぎて怖いわ