殺す少女と堕ちる男達 1

膝の上で寝ている樹を起こさないように支えながら立ち上がり、近くにあったクッションを代わりに枕にする。

そして、リビングのドアの方へ向かうと、光一も付いてきた。リビングから出て家を出る。

「……仕事か?」

『…………まぁ、そんなとこだ』

「……そうか」

それだけ話して本家に入る。

『……ありがとな、光一』

「おぉ」

光一と別れて若の部屋に入る。

『失礼します』

「おぉ、ナル。波崎組の事だ」

『……はい』