殺す少女と堕ちる男達 1

『……組には、あなたのような人が他にも?』

「…………多分、いると思うわ。襲われている声も、聞こえてくるの、、、っでも私、何も出来なくてっ葵がいると思うと、体が動かなくて……」

あぁ、この人はとても優しい人だ。

『……分かった。今日の事は誰にも口外しないように。あなたはいつも通り過ごしてくれ。すぐにこっちから手を回す』

「ッッ、ほんとに、助けてくれるの?」

『あぁ』

「ッ、、ありがとう、ありがとう」

その人は、泣きながら頭を下げた。それから、葵と同じように濡れたハンカチを私渡し、落ち着いた頃に、帰っていった。