殺す少女と堕ちる男達 1

その日の放課後。

「おいナル」

私の前まで来て、拓也が話しかけてきた。

『何だ?』

「今日は勉強会なしな。俺ら千桜の集まりがあるんだ」

『おぉ、了解』

「んじゃあな」

千桜での集まり、か。なんか楽しそうだな。
拓哉は、早く帰らなければいけないようで、そう言うと帰って行った。

今日は1人だ。瞬と樹は委員会の集まりがあるらしい。因みに、委員会というのはこの前決まった。瞬と樹はスポーツ委員会。私は保健委員会だ

それから1人で学校をでる。
しかし、少し歩いたところでお腹がグーとなったため、鞄に常備しているメロンパンを近くのベンチに座って食べることにした。

すると、前方から歩いてくる人に見覚えがあった


『………………あ』

その人も私に気づいたようで、少し考えてから、あぁ、と思い出したように、私の方へ歩いてきた。、、、、、、、、、、、、葵の母親だ。