翌日、朝起きて肩とお腹の痛みに顔を顰める。
ベッドから降りて、カーテンを開ける。
それから学校の制服に着替えて、鏡を見る。
太ももに巻いてある包帯と、肩に巻いてある包帯が少し見えてる。それと、顔のガーゼは完璧に見えんな。はぁぁ…………

それから部屋を出て、リビングに行く。

「よ、おはよ、ナル」

「おはよ、ナル」

『おはよ。あれ、2人だけ? 』

「あぁ、皆仕事らしいぞ。啓太は寝てる」

『そうか、昨日遅かったもんな 』

「体、平気か?」

『あぁ、なんともねぇよ 。それよりご飯行こうぜ』

「……うん、だね」

「よし、いくか!」

それからご飯を食べて、学校へ向かう。