殺す少女と堕ちる男達 1

そして、少しずつ包帯を取っていく。

「あぁ、結構深いな。何で刺されたんだ?」

『ナイフ 』

「そりゃ痛てーわな」

この傷を負わせた奴に殺意が芽生える。
まぁ、どうせもうこの世にはいねぇーんだろうけどな。いや、いたら俺が殺すけど。

そして、薬を塗って、ガーゼを貼る。そして、その上から包帯を巻く。ってかこいつほんとに色白いな。そして、ふと目線が首筋にいく。

ゴクリ

や、やべぇ

『 どうした光一』

そう言って俺の顔を覗き込んでくるナル。
すると、不可抗力で見えてしまう胸の谷間。

………………………………

『どうした?』

「………………お前がわりぃんだかんな」

そう言って、首筋にかぶりつく。そして舐める。
そしてまたかぶりついて、また舐める。

『ッッッ、ちょっ、どうした光一』