ドアを閉めてナルの方へ向かう。
『肩痛てぇんだ。髪、拭いてくんね? 』
…………こいつは、なんでこんなに無防備なんだ
「たくっ貸せ」
そう言ってタオルを受け取り、ナルの長い髪を拭く。そして、拭いていると、肩の包帯に血が滲んでいるのが見えた。
その時、ギュッと、心臓を掴まれたような感覚になった。
「……怪我、肩だけか?」
『…………いや、あとお腹と足 』
「たくっ。てかどうせ包帯巻いただけなんだろ。薬塗ってやっから、こっちこい」
そう言ってソファに座らせ薬を取りに行く。
「よし、包帯取るから肩出せ」
『あぁ』
そう言うと、服をグイッと横にやり、肩を出す。
ってか、なんかヤバくねこれ。
「と、取るぞ」
『肩痛てぇんだ。髪、拭いてくんね? 』
…………こいつは、なんでこんなに無防備なんだ
「たくっ貸せ」
そう言ってタオルを受け取り、ナルの長い髪を拭く。そして、拭いていると、肩の包帯に血が滲んでいるのが見えた。
その時、ギュッと、心臓を掴まれたような感覚になった。
「……怪我、肩だけか?」
『…………いや、あとお腹と足 』
「たくっ。てかどうせ包帯巻いただけなんだろ。薬塗ってやっから、こっちこい」
そう言ってソファに座らせ薬を取りに行く。
「よし、包帯取るから肩出せ」
『あぁ』
そう言うと、服をグイッと横にやり、肩を出す。
ってか、なんかヤバくねこれ。
「と、取るぞ」

