殺す少女と堕ちる男達 1

そう言って俺に謝る啓太。

「……なんで俺に謝るんだよ。命に別状はねぇんだろ。心配すんな、あいつの事だ。メロンパン食えば治るさ」

「………………それ、ナルさんも言ってました」

…………まじで言ってたのか

「まぁ、これから様子見に行ってくるから、お前も報告終わったら風呂入ってゆっくり休め」

そう言うと、顔をパァと明るくさせて、
「はい!失礼するっス」

と言い歩いていった。

それから俺は、本家を出てグルフォンの家に入り、リビングに入る。

すると、丁度ナルがカルピスを飲んでいた。

ってか

「……髪拭けよ」

『……おぉ 』