殺す少女と堕ちる男達 1

咲夜side

ナル達が着替えて若の所へ行った後。
リビングには、俺と光一と春馬が残った。
他のメンバーは、仕事だそうだ。

「でっかくなっただろ、ナル」

「あぁ、身長伸びたな。ってかJK姿拝めるとは思わなかったよ」

「はは、だな」

こいつは、俺の補佐であり親友であり、ライバルだ。歳は俺より2つ上の24歳。
こいつはほんとに昔からナルが好きだからな。
いや、もちろん俺も好きだけど、こいつの好きとは違う、妹のように思ってるって事だ。

こいつはことある事にナルにプロポーズしてるけど、ナルは冗談だとしか思ってないから、まぁ、何とも報われない奴だ。

でもまぁ、
「あいつを手に入れんのは難しいぜ?」

なんたって、常にナル大好きなナイトが2人傍にいるんだからな。

「…………んなこたァ分かってんだよ」