殺す少女と堕ちる男達 1

とそこに、「おい光一!お前何ナルに引っ付いてやがる!」と、凄い形相で咲夜が来た。

あぁ、後ろから樹が入ってきたから、きっと樹が呼びに行ったんだろう。ナイスだ樹。

「うげっ、なんだよ、さっき会ったばっかじゃねぇか」

「うるせぇ、つかいいから離せ」

と言って光一の巻かれた腕をとってくれた。

フゥー、息がしやすくなったぞ

「たくっ、あぁ、そういえばナル、若が呼んでたぞ?」

『 若が?』

「あぁ、後瞬と樹もな。仕事の話じゃねぇの?」

『 そうか、サンキュ』

仕事の話なら、早く聞かなければいけない。
春馬達と別れて、1度部屋に戻りグルフォンの制服に着替えてから、3人で若の元へ向かった。