「ちょっ光一さん」

瞬と樹はが離させようとするも、「なんだ、お前らもハグして欲しいのか」という始末。

『 おい、春馬はどこだ?』

「おぉ!春馬なら今トイレ行って「ガチャ」お、戻ってきた」

「おぉ!春馬!」

『 …おぉ、またでかくなったな春馬』

目の前から抱きつく光一をひっぺがす。
リビングに入ってきた春馬は、ふわふわの金髪に、光一と同じ青い目だ。

「ナルちゃん、瞬、樹、久しぶり!」

春馬は、私達を目に入れると、可愛らしい笑顔でこっちに走ってきた。

『 春馬、もう体は平気なのか?』

「うん!先生にも、もう沢山動いていいって言われたよ!」

『そうか、良かったな 』

そう言い春馬の頭をクシャクシャと撫でる