「サンタクロースはこの子かもしれないな。俺たちへの〝幸せ〟っていうプレゼントを持って産まれてくるんだから」
ほっこりするその言葉に共感しまくり、私は「うん、本当にね」と、笑顔で深く頷いた。
わが子を幸せにしてあげたい気持ちも当然あるけれど、私たちのほうがたくさんの幸せをもらっている。そのことには出産してから気づいたし、子育てに奮闘する中で常々感じている。
でもそれは、愛するあなたがいてこそ満足に得られるものなんだよ。
「周さん、私を好きでいてくれてありがとう」
突然こんなことを言う私に、彼はキョトンとしたあと、ふっと口元を緩める。
「感謝されることじゃない。俺にとってはこれが普通だ」
なんてことないといった口調でそう言い切るところも、あなたらしくて好き。
いまだにゾッコンな私の頬を撫でた旦那様は、とろけるような笑みを浮かべる。
「先は長いんだ、まだ満足するなよ。一生かけて、もっと君を愛していくから」
砂糖菓子みたいな、甘くキラキラした言葉を噛みしめて幸福を味わう。
結婚願望なんてまるでなかった私に、夢を与えてくれたのは他でもないあなただ。やっぱり何度でも感謝したい。
ほっこりするその言葉に共感しまくり、私は「うん、本当にね」と、笑顔で深く頷いた。
わが子を幸せにしてあげたい気持ちも当然あるけれど、私たちのほうがたくさんの幸せをもらっている。そのことには出産してから気づいたし、子育てに奮闘する中で常々感じている。
でもそれは、愛するあなたがいてこそ満足に得られるものなんだよ。
「周さん、私を好きでいてくれてありがとう」
突然こんなことを言う私に、彼はキョトンとしたあと、ふっと口元を緩める。
「感謝されることじゃない。俺にとってはこれが普通だ」
なんてことないといった口調でそう言い切るところも、あなたらしくて好き。
いまだにゾッコンな私の頬を撫でた旦那様は、とろけるような笑みを浮かべる。
「先は長いんだ、まだ満足するなよ。一生かけて、もっと君を愛していくから」
砂糖菓子みたいな、甘くキラキラした言葉を噛みしめて幸福を味わう。
結婚願望なんてまるでなかった私に、夢を与えてくれたのは他でもないあなただ。やっぱり何度でも感謝したい。



