【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜

隣に座って、
同じように波音を見ている彼女をそっと見ていた…




『誠実……。いつもありがとう。』



光里の口から現れた言葉…




小声だったけど、
気持ちは分かっていたから。



その言葉に続いて、
光里は言った_……





『誠実、
私…阿佐くんから結婚まで頼まれた。
でも…居なくなってしまったの…。
誠実とも結婚まで話していたよね…。
私…忘れられていない。
阿佐くんのこと…』




まだ忘れられていない気持ちを、
素直に言葉にしている彼女…





『俺が…寂しい気持ちやつらい気持ちを埋めて行く。
今まで以上に…。
アイツの気持ちを受け止めていく…。
少しずつでも良い…。
光里ひとりにするわけ行かない…』