少しぶっきらぼうに冷たくしてしまった。

光里にはどう映ったんだろう。


光里のことが好きすぎて…
毎日が試行錯誤を繰り返してばかり。



これで、
クリスマス会に参加する…
一緒に行こう!ってうれしいけどつらくなってきた。




24日の終業式の日、
本当言うと……気まずい雰囲気さえあった。



それを察したのが悠樹と望奈ちゃんだった。



『せいじくん…暗くない?悩んでる?』

『お前らしくねぇなあ。明るく行くぞ!
ほーら!光里ちゃんも見てるぞ!』

『違ぇよ。』

『何がだよ?何が違うんだよ?
見てんじゃん!』

『光里が見つめてるのはお前だ!気づけよ?』

『意味、分からない。』

『俺じゃないから。光里が好きなやつ…』