恥ずかしそうに背を向ける阿佐くん、
かわいい。






『大切にするね。ありがとう』





左手の薬指には、キラリと輝くサファイア。



そう…
私の誕生石だから。





そして、
プロポーズらしき言葉…


それはそれはとっても嬉しい1日だった。





叶えたい……



大好きな人との…
大切な夢のひとつを__





『夜中に帰れば良いやろ?』

『明日、仕事じゃないの?』

『お前との時間、
大切にしたいから。
光里さえ良かったら一緒にいよう、そう思うからな』

『なら家に来る?』

『お前は仕事は?』

『明日はおやすみだし…』



そういった話をしている中だった…




『なら、もう少ししたら帰ろう。
いつも会えるしな。』