光里との同棲をはじめながらいても、
一緒にいられる日が少ないのは実際に実感。





部活を引退して、
バイトも忙しいなか……
弟の体調が悪く、入院したこともあって





『帰れない…。ごめん』





そういった日が続き、
それでも光里の優しさはあった。





日曜日で面会もない日、
久しぶりにアパートまで車を走らせる。





『ただいま…』

『おかえり…。お疲れさま』





久しぶりに見た光里、
顔つきが優しくみえた。





『ただいま。』

『久しぶりやね。疲れてんじゃないの?
お風呂沸いてるよっ』




そう言われるのが幸せだった。





『入ってくるわ』





幸せのひととき…





このとき、
まだわからなかった…