その後、
光里から少し距離を置くって決めたけど



『会える?』

『今は会う気になれない…』

『阿佐くんは何ともない…。だから…お願い』





電話で会うことを言われても、
数日前みたいなことが怖かった。





実家に戻って考えることにして、
今までのこと考え抜いた。





『会いたい』



そう言われて嬉しくないわけじゃない。





悩んでた時…
俺の家に阿佐が訪れた。





『どうした?』

『お前に話がある…』





玄関先じゃ困るから部屋に入ってもらう






『お前の顔、見たくなかった』

『だろうな。ごめん。』

『ごめん…じゃないだろ。ふたり、付き合っていたりするのか?』