『良いじゃない?
同じ時間帯で働かない⁇』

『こいつ…彼女がいて早く帰ってあげたいんだよ。だよな?』



会社の先輩にだけ伝えてある彼女の存在…





『駄目?』

『待ってください』





返事を待ってもらいつつ、
家にクタクタになりながら家に持ち帰ってしまう宿題。





『おかえり。クタクタじゃない…。』



帰れば光里が起きて待っていてくれる有り難さ。





『光里…。話がある……』



戸惑っていた光里は、
きちんと耳を傾けてくれるし説明をする。





『別にいいんだけど…。
大丈夫だよ。
稼ぎたいでしょ?』





光里にしては意外な返事の仕方だった。