光里の病気を知ったあと、
一度目の病院行って翌日…



再び病室を訪れた時、
光里は酸素マスクを着用して眠りについていた。



嘔吐と貧血があって、
今はまだ面会ができない…


そう伝えられ、
昼飯を食べている最中に携帯が鳴った



『はい。』

『いま、来れる?』



と言うのは彼女のお母さんからの電話だった。



『分かりました!』


連絡を受け、
病室に戻ると主治医の先生がいて

『良かったね』

『先生…ありがとう』


と笑う光里がそこにいた。





『良かった…。少しずつ、ね』

『大丈夫?』

『みな…』



望奈ちゃんが駆け寄ると、
無理して起きようとする彼女。