『ぜったいだよ!約束…』

『かわいいな。約束な…』





私は小指を出して、
誠実の指の動きを待つ…





『約束して…』

『恥ずかしいな…。
約束な…』





誠実の小指が絡んだ…



『誠実ぃ…明日ね…。おやすみなさ…』



ぶちゅっ……



唇と唇が重なって、
下が絡まってきた瞬間…
うれしさが増す。





『ずるい…。
お返し…しちゃうからね』




そう言って、
私は初めて…自分の方から動いた。



彼の唇へと…キスを交わす。





『恥ずかしいな…。じゃあ、朝な』





家の近くまで送ると、
中に入るまで見てくれていて…
家の方まで帰っていった。