『暖かい……』

『風邪引くなよ…?』

『誠実こそ…』

『俺は筋肉で固められているし…』



そうだね…
なんて何故か頷いている。



『ありがとう…』

『コンビニ、付き合えよ!』





コンビニに着くと、
コーヒーを2缶…



『飲んで。寒いから…。コーヒーでごめんな。』

『ありがとう』

『考えずに寝ろよ』


って、頭をポンポンと軽く触れる…その手。


離したくない…
ずっといたい…




私のわがままに過ぎない…
分かっている。





『ありがとうね…。気をつけて帰ってね…。明日ね』





別れたくない気持ちが増したけど寒くなってしまうから…
手を離した。