* 遠藤がいなくなってからまた航平と2人きりになった。 「勇也さ、俺に隠してることない?」 「え?」 「もしかして、心あたりあるんじゃないの?犯人に」 「・・・」 そんなの1人しかいない。 遠藤にはあんなこといったけど、俺の頭の中でははっきりとその人物の顔が浮かぶ。 ――「はいはい、わかったよ。そこまでいうならいい。別れてあげるわよ。 そしてそのことを絶対に後悔させてあげるから」 梨花子のいった言葉が今でも鮮明に思い出せる。 犯人は、梨花子しかいない。