君の声

「〜〜〜〜〜♪」

パチパチッ!

「どうだった?」

『凄く良かった!歌ってくれてありがとう!』

一条は話す時毎回敬語だったのでタメ口に直してもらった。

今、一条が作詞作曲した歌を歌ってみたのだ。

歌詞が少し切ない恋愛曲でとてもいい曲だった。

「ありがとう。」

人前で歌うことは中々ないから少し照れくさい。

潤と悠は家族のような存在だから別だが…

『ネットに、投稿してみない?良かったら、これから他の曲も歌って欲しいな。彩崎くんが良かったらの話だけど…』

一条は、キラキラした目で俺を見る。

本当に音楽が好きなんだな…

俺としてもその話は本当にありがたい。

「俺も、一条の他の曲も歌ってみたいな」

そう言うと、一条はパァと顔を明るくして笑う。

楽しみが増えたな…