終着駅は愛する彼の腕の中

恋愛(ピュア)

紫メガネ/著
終着駅は愛する彼の腕の中
作品番号
1572773
最終更新
2020/05/09
総文字数
47,658
ページ数
67ページ
ステータス
完結
PV数
54,280
いいね数
0
 冤罪・・・

 本当は無実なのに罪を着せられてしまった人。

 しかし世間ではいくら冤罪だったとしても、一度犯罪者の汚名を着せられた者を普通の目で見てくれる人は少ない・・・。


 この物語は宗田ホールディングの息子、羽弥斗が冤罪を着せられてしまった城里ノエリに恋をしてしまったお話し。


 何も悪くないのにある日突然「乳児殺害」の犯人にされてしまったノエリ。

 逮捕されて一ヶ月後に無罪で釈放されたが、無罪報道は一切行われないままノエリは「乳児殺人」の汚名を着せられたまま過ごしていた。

 
 ある日。

 羽弥斗は警察官を退職して鉄道員になり現在は鉄道博物館で勤務している。

 そんな時。
 
 新幹線を見て涙ぐんでいるノエリを見かけた羽弥斗は、どこかで見覚えがあると思った。

 気になった羽弥斗だが、その日はそれで終わってしまった。



 
 それから数週間後。


 結婚しないと決めている羽弥斗は、ガス抜きをするために風俗店にやって来た。

 そこで新人の女性エイミに出会った。

 
 エイミを見た羽弥斗は8年前の冤罪事件を思い出し、エイミがその時逮捕された犯人である事に気付いた。


「これからは僕だけのお客になってくれ」

 と言って羽弥斗はエイミに希望するだけの金額を渡すと言った。


「だったら・・・10憶用意して。そうしたら・・・あんたの思い通りになってあげる」

 と言ったエイミ。


 どこか辛そうで悲しそうな目をしているエイミに、羽弥斗は胸がキュンとなった。

「分かった。3日以内に10憶用意する。それまで、他のお客さんとシテはダメだよ」


 そう言った羽弥斗。


 
 約束の3日後。


 本当に10憶用意した羽弥斗にエイミは・・・



 冤罪を着せられたエイミ(のえり)と、新幹線が恋人だった羽弥斗の奇跡を目指す終着駅へのラブストーリーが始まる。


 
 
あらすじ
 宗田ホールディングの息子羽弥斗が早杉家に養子に行って10年以上。
 羽弥斗は警察官を辞め鉄道員になっていた。

 ある日。
 息抜きの為に風俗店で出会った女性エイミが10年前、冤罪を着せられた乳児殺人犯である事に気付いた羽弥斗は何とか救い出したくなり大金を積んで自分だけのお客になってもらった。

 エイミは名前を変えて生き延びていると話した。

 羽弥斗はそんなエイミに惹かれてゆき・・・
 
 

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