そして、皆が食べ終わったら、
食器やお弁当箱を洗った。
「ただいま〜。」
「おかえり(?)」
なんか、違和感があるなぁ。
「あの〜、ご飯食べますか?」
「水雫、おぉ。」
準備しよ。
「あの、出来ました。」
「美味そう!」
楓〜Side〜

「懐かしいような……。何でもない。」
なんだか、懐かしいような気がした。
そんなわけないかぁ。
初めて会ったのだって、入学式の日だし。
もしも、バスケを習っていなかったのだったら、天才とも呼ばれてしまうだろう。
でも、水雫なんて奴居なかったしなぁ。

〜Side終わり〜

良かったぁ。美味しそうに食べてくれてる。
「あのさぁ、呼び方[楓]でいいよ。」
「でも、先輩は、人気があるし。」
「水雫の方が人気あると思うよ。」
「いや全然です。どっちかと言うと、ブス側の方だと思います。」

(無自覚
可愛いくて、バスケに才能があるとウワサになっている。)
「まぁ、取りあえず、楓でいいから。
お兄ちゃんだと、違和感があるし。」
「分かりました。」
「あと、敬語もなしな。」
「でも、………。」