1時間目は、班の人とオリエンテーション!
自己紹介をしなきゃいけない。
「じゃあ、水雫ちゃんからね。」
「分かったよ〜。
佐藤 水雫です。
趣味は、工作をすることです。
よろしくお願いします。」
「工作って、何するの〜?」
「UVレジンとか。」
「いいなぁ。」
霞ちゃんがいたお陰で、助かった〜。
4時間目、体育!
ツムツムのTシャツをワンピースのしたに着てきたし、
短パンしたにはいて来たし、楽!
「水雫〜!
今日の授業バスケだって!」
「ヤッター!」
「水雫ちゃん、バスケ好きなの?」
「まぁね。」
「水雫、無理しないように。」
「はーい。」
急いで行った。でも、走らないで。
「キーンコーンカーンコーン。」
「お願いします。」
「お願いします。」
話長いのかなぁ?
もしそうだったら、眠くなっちゃうよ〜。
「話すの長かったら眠くなるので、
今日は、バスケットボールを楽しんでやりたいと思いま〜す!
遊び半分試合的な感じで!」
「水雫さん!」
「はい!」
「あまり無理しないように。
試合だと激しいから、シュートするくらいなら。」
「分かりました。」
えぇ。試合出たかったなぁ。
絶対、楽しいと思うしなぁ。
「水雫、スリーポイントシュートして〜!」
「入んないかもしれないよ〜w」
「別にいいよ。お願い!海紅も見たいよねぇ?」
「うん。」
「分かったよ〜。そこまで言うならw」
「ありがとう✩.*˚」
スリーポイントの所に立ち、ゆっくり息を吸い、吐いた。
そして、構えた。
「シュパッ!」
「水雫、凄い!!!めっちゃ、綺麗だったし!」
「ありがとう☆でも、まぐれだから〜!」
「水雫ちゃんのこと、尊敬するよ〜w」
「集合してください〜!」
まだ、スリーポイントシュートしただけなのに〜。
「これから、試合を始めたいと思います!」
「先生!シュートが全然入りません!」
「俺も!」
「水雫さん!ちょっと、スリーポイントシュートして貰える?」
「はい。」
なんか、皆に見られてると緊張するなぁ。
「シュパッ。」
「「おぉ!!」」
「次、フリースローもお願いしていい?」
「はい。」
皆の前で外したくないよ〜。
「シュパッ!」
「「おぉ!!」」
「次、ゴールしたも。」
「シュパッ!」
「「おぉ!!」」
「こんな風に、やればいいんだよ〜。」
「コツが分かりません〜!」
「手を3角になるようにして、最後は、手を耳に挟むようにして、下さい!
少し、練習したら、試合開始するからなぁ〜!」
良かった。皆の前でシュート外さなくて〜。
安心だなぁ。
「7人で、1つのチーム作って下さい〜。」
なんか、皆に誘われたけど、断った。何でだろう〜?

(さっき皆の前で水雫がシュートを外さなかったからである。)
皆、楽しそうにやっていたから、羨ましかった。