「おはよう。水雫!」
「おはよう。」
「ネイル、似合ってるね。
桜、綺麗だしw」
「ありがとう☆(ゝω・)v」
「瑠璃川先輩の事見つめてたけど、好きになっちゃった〜?」
「愛杏、違うよ〜。なんか、見覚えがあるような気がしただけだよ〜!」
確か、同じクラスにも瑠璃川って名前の人が居たような気がするなぁ。
それも、可愛いかったなぁ。
「あれ、時計も新しくない?」
「うん!ばあちゃんから貰った。」
「可愛いねぇ。
愛する娘のためには、何でも買っちゃうねぇw」
学校の席って、
瑠璃川さんの後ろだったような気がする。
「水雫ちゃんだっけ?おはよう。」
「おはようございます。佐藤 水雫です。」
「私は、瑠璃川 霞。よろしくねー♪」
瑠璃川 霞(るりがわ かすみ)瑠璃川先輩の妹ちゃんだと思う。
「そういえば、何で出席番号順なのに、水雫ちゃんはここの席なんだろうね
ぇ。」
「あのねぇ、お母さんが結婚するからなんだよねぇ。」
「名字、何になるのー?」
「瑠璃川です。」
「同じ名字になるんだねぇw」
霞ちゃん、話やすいなぁ。
水雫が1番後ろの席だから、話す相手も居ないしなぁ。
このクラス、29人だから1人席の人が出る。
それが、水雫。
1番後ろの1番右だから、外が見えるなぁ。