俺は理恵の頬に触れながら悔しさなのか、苦しみなのかよくわからない感情があふれて止まらなかったんだ。









あの時から俺は理恵とのことをどうにかしたいと思っていたんだ。

でもどうしたらいいかわからなかった。

理恵を愛しているから、理恵を離したくないから、どうしたらいいのかわからなくて怖かったんだ。